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2001年からブリュッセル在住の、日仏カップル。日・仏・白の話題を織り混ぜた、とりとめのない日記です。


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逃げてしまう
2月がホントに逃げてった感じです。特に後半。仕事はまだしばらく忙しそう。3月が終われば、少しは楽になるかな?

今週水曜はブリュッセルの反対側で午後を過ごして遅めに直帰するし、木曜は仕事の後デュッセルドルフ入りして、金曜の遅くに帰ってきます。土曜は休めるけれど、日曜にはパリ入りして仕事が始まり、来週月曜の遅くにブリュッセルへ戻る…考えてみたら買い物に行ける日が今日と明日しかない!

腕時計の電池が切れたので替えなきゃいけないけど、その日のうちに交換してくれるところは近所には無し。今日か明日かろうじて出して、土曜までに仕上がればいいとしましょう…。

パリ出張が週明けにあるというのに、今回はいつものように「週末からパリ入りして遊ぼう」という気になれません。ドイツの1日半がキツそうなので、やっぱり土曜は空けておきたいのです。ああせっかくのパリ行きがもったいない…。

実はパリに続きロンドンとミュンヘン行きも同行を依頼されていたのですが、オフィスワークも手一杯なのでお断りしました。ロンドンは行きたかったなあー(泣)!もう丸一年行ってないし。リバティプリントの布を買ってきて帯を作りたかった…(仕事とは全く関係なし)。

3月は去ってしまうと言いますが、身体にも仕事にも、何事もなく通り過ぎてしまえますように。
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Batibouw 2005
Bat_2005.jpgベルギー人はレンガを抱いて生まれてくると言われます(正確には生まれるときからお腹にレンガがひとつ入っている、というような言い方)。それだけ住宅に対してこだわりを持っていて、マイホーム願望も強いです。

そのベルギーで毎年一番勢いのある見本市が”Batibouw”です。住宅に関するあらゆる物が展示され、ローンもその場で組めるよう住宅ローン相談窓口なども設けられています。14万平米の会場にベルギー中から人が集まるイベントです。

ちなみに"Batibouw"のシンボルマークであるこのカメは、仕事がのろいベルギーの建築を象徴しているのではなく(笑)、いつも自分の家を背負って歩いている=家が好きということを表しています。
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普通の週末
51PC0037s.jpg(ケータイの感度の悪いカメラなので、あまり美味しそうな写真が撮れませんでした。すみません…)

やっと土曜。今週は仕事が忙しくて、体力的にも精神的にもものすごく疲れました。夕べは頭も痛くて風邪薬を服用。来週と再来週にかけて出張もあるので今のうちに休んでおこうと思い、昼近くまで寝床にいました。
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お祝い
carte jorrin同僚(男)に先週赤ちゃんが誕生し、約1週間ぶりに出社してきました。社内にお菓子とカードを配ってくれました。

カードのデザインは、Webデザイナーをやっている奥さん(=赤ちゃんのママ)。さすがに可愛いです。

裏も素敵なのですが、赤ちゃんの名前とともになにやら番号が書かれていて、電話番号じゃないし…国民登録番号でもないし…「これ、何の番号?」と同僚に訊くと「出産祝い用の銀行口座」。…なるほど。

すでに子供のいる兄弟や従妹から赤ちゃんグッズは沢山譲ってもらったから、もう何でも揃っていて、現金が一番助かるというわけです。分かりやすいなあ。

別途社内でカンパをして渡したので今回利用することはないけど、堅実なフランダース人らしいなと感心してしまいました。
イベリコ豚
porciberiques.jpgイベリコ豚のメダイヨンを近所のスーパーで発見。いつも売っているわけではないので、とりあえず買ってからレシピを探すことに。

この豚は栄養あるドングリを餌にして育ったスペインの黒豚で、その肉は鮮やかな赤みに霜降りが特徴。しゃぶしゃぶ用の牛ロースに引けをとらない立派さです。

「イベリコ豚」で普通に検索すると、ハムのことが色々出てきます。この豚は元の肉が高級なのに、ハムにされることが多いのです。なんでも上質の樫のコルクか何かで燻さなければいけないらしく、このハムももちろん高級品(食べたことないです)。
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お針子の週末
20050220184830s.jpgネットで買った着物と半巾帯。グリーンの道行のはぎれを半襟にして、タビックスの色を合わせて。春にも秋にも使えそうです。

週末は縫い物とアイロンかけばかりしていました。安く買った長襦袢に、半襟や衣紋抜き、腰紐も縫い付けて使いやすくしたのと、半襟用のはぎれも洗ったり、アイロンをかけたり。

縫い物をしていると、亡くなった祖母を思い出します。お婆ちゃん子だったので、よく彼女が裁縫や趣味の人形作りをしているそばで遊んでいました。

ずっと昔、曾祖母と祖母は呉服屋の下請けでお針子の内職をしていたそうで、まだ子供だった父は新しい反物が入ると、糸を買いに行かされていたのだとか。ものすごい数の色の種類がある中から、反物と同じ色のを探す役目だったのです。(ってことはこの間の年末年始にはじめて知りました)

そんな仕事をしていた祖母ですから、というか当時の女性ですから、着物くらいは縫えたはず。習っておけばよかった…。

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うどんと茶碗蒸し
20050219170427s.jpgみぞれや雨が降ったかと思うと、晴れ間がでる不安定な天気です。晴れている間は外出したい気分になりますが、降り出すとものすごく寒そうで、メゲます。

お昼はうどんにしました。先月すき焼きをやって以来、初めて和食を作った気が…。(カップラーメンなら会社で食べたりしていますけど。あとは外食ばかり)

めんつゆがなかったので久々に自分でつくりましたが、うどんは去年くらいから近所の普通のスーパーでも買えるようになりました。パン粉やすし酢、しょうゆやわさび、のり、インスタント味噌汁なども売っていて、便利です。真空パックの豆腐も。ものによっては日本食材店より安いこともあります。

このあとツユを薄めて、以前omikan-chさんのブログで見た「うどんツユを茶碗蒸しにする」アイデアを実践してみました。残ったツユに溶き卵を入れて電子レンジでチンするだけ。
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175-25
今年はベルギー建国から175年、連邦政府制になってから25年で、記念のイベントが目白押しです。建国記念日は7月21日なので、夏までそんな話は出ないと思っていたのですが、今月から色々催しているんですね。パレ・デ・ボザールの写真展”マグリットの私生活”や、5月からですが自然科学博物館の”「ムール貝の謎」展”(笑)なんか、ちょっと面白いかもしれません。

175年って、確かに長いけどちょっと半端な気がします。25年を四半世紀と考えると確かに節目なんですけど。小さいのに言語も文化もバラバラでまとまりにくいこの国が、よくここまでもったなあ…というところでしょうか。

そんなベルギーらしいアンケートを新聞で見つけました。
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休暇の終わり
20050216173956s.jpg月~水曜の3日間、有給を取っていました。と言っても旦那を差し置いて一人で休んでいただけで、単なる有給消化です。

家の中のことを片付けたり、買い物に出たり、友達と外で昼食を取ったりと、シンプルに楽しみました。

布地屋へ行って、可愛い生地を見つけては「いつか帯や足袋や半襟を自分の好きな布で揃えたい」などと野望を燃やし、楽しかったです。和裁はもちろん手縫いが基本ですが、ミシンも欲しいなあやっぱり(ふと思い出したけど「ミシンの語源はmachineなのよ」と、フランス語の教授に教えてもらいました。マシーン欲しいです)。縫い物は苦手なんですけどね…。

写真は使っていなかった別珍のミニマフラーをほどいて広げたものです。アイロンをかけて、半襟にするのです。暖かくて良さそう。襦袢に細工をしたり、こんな物を作ったりもして過ごしました。
海外で着物を着るということ
着物熱が高まりつつも、着物が手元になくてじれったかった2004年、私は「着物を着てどこへ遊びに行こう…」と考えて一人で楽しんでいました。

日本で着物ライフを楽しんでいる女性たちは、コンサートや展覧会ばかりか普段の買い物やお茶、食事に行くときにも積極的に着ているようで、とても楽しそうです。

こちらで同じことをしてもいいものか?と考えたこともあります。浮いちゃうかな?動きにくいのに無理しちゃって、と思われるかな?何よりイスラム教のスカーフが物議を醸しているヨーロッパです。着物は宗教で決められている訳じゃないけど、やっぱり嫌がられるだろうか?などなど。
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周りの反応
20050215175452s.jpg「月曜、何かする?」と週末の間にニコラに聞いてみたら、「え?ああ、バレンタインか…んー、さあ…」で終わり(笑)。「みんながやるから俺たちも」みたいのがあまり好きではない人なので、関心がないのでしょう。

私もまあ、着物が着たいだけなので別の日でもいいやと思っていたのですが、月曜の午後になってニコラからメッセージ。「今晩のレストラン探しときな」って。

えっ今日の今日?もっと早く言ってよ~。などと思いながらも、嬉しい。一度着物で是非行きたい!と思っていたChez OKIに、早速電話してみました。さすがに予約でほぼ満席でしたが、カウンターなら空いていると言われ、行くことに決定。
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今日はやっぱり
バレンタインですから、これをネタにしようと思います。それにしても2月って行事が多いですね。古来ヨーロッパでは(ほかの地域もそうですが)農作業などが比較的ヒマになるせいか、2月が「潔め」の季節とされていて、色々切り替えの儀式というか行事があるのです。

聖バレンタイン・デーの起源については、あちこちで紹介されているので、興味がなくても(特に日本にいる人は)どこかで耳にしている方も多いと思いますが、一応要約するとこんな感じです。面倒くさい人は色つき文字の部分は読み飛ばしてください。

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お客さま
20050213162940s.jpg土日にかけて、冷たい雨と風の中、リエージュから友人KちゃんがボーイフレンドのS君と一緒に遊びに来てくれました。彼を紹介してもらうのは初めてで、なぜかキザな男を想像していたのですが(笑)、とても感じのいい人ですぐに打ち解けられました。とっても可愛いお似合いのカップルで、微笑ましかったです。

夕食はほうれん草のポタージュと、チキンときのこのヴォル・オ・ヴァン、ごまドレッシングのサラダ、そしてよっちゃんさんのレシピを参考にしたヨーグルトのデザート(写真を撮る余裕がなくてすいません…Kちゃん、いい写真があったら譲ってください)。

ヴォル・オ・ヴァンは直径5-6cmの丸いパイに、濃い目のクリームシチューをかけたような料理で、庶民的なレストラン・メニューの定番です。フリットを付け合せにするのがベルギー風ですが、手軽でヘルシーなバスマティ・ライスにしておきました。

デザートは普通のプレーンヨーグルトと、グリーンのメロンで作ったのでオリジナルとはちょっと違ってしまいましたが、簡単で美味しかったので、またやろうと思います。おしゃれだし、甘さ控えめで軽いデザートなので、特に女の子には好評な感じ。いつかパイナップルでやってみたいなあ。
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フェアトレードショップで
20050211180427s.jpg着物に合うバッグを日本で買わなかったのを、後悔していました。スーツケースはどうしても必要なものだけで一杯だったので諦めて来ちゃったのでした。

地味なバッグなら普通のでも合わせられるとタカをくくっていましたが、ナイロンのや持ち手が皮のはやっぱりちょっとヘン。着物のコーディネートには、意外とバッグも大事なのでした。

それで今日会社帰りに、アジア風にアレンジした服や小物を売っている店に寄ってみました。チベットっぽいフェルトのポシェットとか、キルティングのように綿を入れた絹の短めショルダーしかなく、ハンドバッグは無し。どれもそれぞれ可愛いけど、着物に合わせるには今ひとつです。

「やっぱり自分で作るしかないのか…面倒くさい…」と思いながら歩いていたら、一軒のフェアトレードの店を発見。
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ゆったり構えて
20050210181735s.jpg日本が休みだということをすっかり忘れていました…。2005年の日本のカレンダーをまだ作っていなかったのです。今日手配する予定だった仕事が来週に延びることになり、お客さんに謝るところから一日のスタート。結局なんとか解決しましたが。

日本が休みだと面倒なこともありますが、仕事は全体に静かになるので、今日はラクしています。心はすでに週末です。

写真はネットで注文して、昨日届いた細帯。実物はもうちょっとこげ茶っぽいです。これもピンクの小紋に合いそう。

海外発送をしていない店で買うときは送付先を実家に指定して、実家からこちらまでは後からまとめて送ってもらっています。必ずしも同じ店で沢山買うわけではないので、その方が結局送料が安いのです。両親には手間を取らせてしまっていますが…。いつもすみません、とか言いながら、昨日また一枚小紋を注文してしまいました。

あらゆることが便利になってきているとはいえ、時差と距離だけはどうしようもありません。注文してから何ヶ月も実物を見ずにいることもあるけれど、待つ時間を楽しむようにしなくちゃね。
週末が待ち遠しい
20050209233445s.jpg夕べは女3人で韓国焼肉を食べに行きました。エントランスに飾られた、一抱えもある赤い百合の束が綺麗でした。

このところ、普段と同じくらい睡眠をとっているのに、昼間眠くて仕方がありません。ちょっと気を抜くと机で眠れてしまいそう。寒い、ということ以外は特に変わったこともないのですが。先週末は風邪っぽかったけど、まだ抜け切っていないのかも。

楽しみにしていたディナーだったのに、つまらない話ばかりしてしまった…でもアタマが全然回転しなかったです。楽しかったしおいしかったけど、脳みそが半分寝ていた感じ。他の二人には申し訳なかったです。

週末は少し朝寝をして、疲れを取ってしまいたいと思います。来週は少し休みをもらったので、今日は一日「あとは明日だけ頑張れば・・・」と自分に言い聞かせていました。

というわけで、今日はもう寝ます。
キスの数
摩周さんのチリ紀行で、挨拶のキスのことが書かれていて、読みながら思い出したことなどを書いてみます。

フランスなどで挨拶するときにするキス「ビズー」は、互いに頬を触れ合わせて、チューする音だけを口で出すもの、というのはご存知な方も多いはず。軽くだけれど、ホントにほっぺたにキスをする場合もあり。そのビズーの回数が地域によって(というか家庭や人による、かも)バラバラなのも、わりとあちこちで書かれているようです。

フランスではとりあえず右、左と2回やっておけば大丈夫(非常識と思われることはない)ですが、相手が続けそうな様子だったら3回または4回までやってあげるようにしています。また、男同士ではしないことの方が多いです(やらない場合は握手だけ)。そしてベルギーでは、ビズーは1回に統一されています。混乱がなくて楽といえば、楽です。

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祖母の道行
道行グリーン.jpgこの間買ったピンクの小紋は、まだ家でしか着ていません。

同じポリエステルなのに生地が梅の小紋より柔らかく、最初は扱いづらかったです。おろしたての着物や帯は、外出前に一度試着しておいた方がいいと言われますが、ホントでした。

あの小紋で出かけるときに合わせる予定なのが、この渋い緑色の道行き。正絹で、確か元は祖母のものです(大叔母のだったかも)。共布の端切れがついていたので、半襟にしようと思います。

もう少し明るい抹茶色の方が春らしいですが、このくらい渋い色だと長く着られそうだし、わりと何色の着物にでも合いそう。
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気晴らしに
せっかく天気が良かったのに、頭痛がして何もする気がせず、ダラダラしてパッとしない週末になってしまったので、日曜の夜は気晴らしに笑える映画を観に行きました。

フランスのTV放送局M6の人気シリーズ"Camera Cafe"*の映画版、"Espace detente"。完全版DVDセットも持っているほど、気に入っている番組でした(去年シリーズは終了)。

とある中堅企業の、コーヒーマシーン前のスペースを舞台にしたコメディです。自販機型のコーヒーマシーンの中から撮っている構図のカメラは一切動かず、正面に入れ替わり立ち代りやってくる社員たちのやり取りを、映し出すだけ。放送は15分ほどと短く、毎回長短さまざまな「コント」で構成されています。

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沈黙より大事かどうか
「なにか言うときは、そのときそれが沈黙より大事であるかどうか、考えてから言うようにした方がいい」

フランスの喜劇役者、コリュッシュ(1944~1989)*が残した言葉だそうです。原文が見つからないので、確かこんなだったと思いますが、確認できません。

以前ブルターニュを旅行中に入った某レストランに、「今日の言葉」として黒板に手書きしてありました。その店は混んでいて、席が空くのを待っている間それを眺めていたので、印象に残っているのです。

ムシャクシャする日や人に不愉快な対応をされてカッとなってしまいそうなときに、ちょっとだけ言葉を飲み込んで、この言葉を思い出すことにしています。

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着物ネタ番外編
20050205184150s.jpg

昔の写真ですみません。

日本の写真スタジオで撮った写真です。結婚式の準備が始まると忙しそうだったし、当時遠距離で付き合っていたので、式よりだいぶ早め、半年以上前に撮っておいたものです。

この写真をみると、たいていの欧米人は「きれい」とか「わー本物の着物だ」とかではなく、しばらく眺めてから複雑な表情で「変わった帽子だね…」と反応します。そして連想していることはみんな一緒ですが、遠慮してそれ以上言いません。

だから今では「面白いね、この帽子」と来ると、先手を打って自分から言ってます。
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フランス北部の人々
夕べは隣の地区に住む友達Sを家に招いて食事しました。12時過ぎまで、よく食べよく飲みそして会話が弾み、久々に時の経つのを忘れるほど楽しい晩でした。なぜそんなに盛り上がったかというと、彼もベルギーで働いているフランス人で、出身地がニコラと同じなのです。北フランス、ベルギー国境沿いの県で、その名もノール(=北)県といいます。

彼らはもともとキャラクターや趣味が似ているし、なにより同郷の朋友なので気が合うのは当然ですが、私もこの機会に目一杯ノール県のことを根掘り葉掘り訊き、ニコラ以外の視点から色々教えてもらったりコメントを挟むことができたので、とっても面白かったのです。

私はベルギーや北フランスを知らなかった頃は、パリさえ「フランス北部」に含まれると漠然と思っていて、浅墓にも同じフランスなのだからそれほど文化の違いはないと思っていました。

ところがノール県は、ものすごく個性の強い地域でした。ブルターニュやアルザス、南仏(っていきなり大雑把ですが)のように、少し聞いて出身が判るほどの訛りがあり、「パリ生活が長くなったけど、たまに北に帰って訛りを聞くと、ホッとする」という具合に、地元民が深い愛着を抱いている場所。
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カーニヴァル
carnaval de bincheこの日曜から来週火曜まで、エノー州・バンシュ(ブリュッセルから南60km)のカーニヴァルがあります。一昨年行ったときは冷たい雨が降ってきて辛かったですが、途中でフリットやコーヒーで身体を温めながらお祭り騒ぎを見物した、いい思い出です。

カーニヴァルの語源は、ラテン語のCaro Vale (肉よさらば)。謝肉祭のことです。この祭りの後、日曜は除き40日間肉食を断ち質素な生活をするので、食べ納め、騒ぎ納めです。

この節制生活をcarême(四旬節)といい、日数はキリストが布教活動に入る前、荒野で断食しながら40日間祈ったことにちなんでいます。この期間が明けると復活祭で、春がやってくるのです。

クリスマス休みが終わったと思ったら、カーニヴァルの休暇(このイベントが盛んでない地域では単に冬休みとも呼ぶ)、復活祭の休暇と、それぞれ2週間くらい学校が休みになり、夏休みなんてあっという間です。

カーニヴァルは数日続き、一番盛り上がるのは最終日のマルディ・グラ「肉食の火曜日」です。今年は2月8日。翌日は「灰の水曜日」と呼ばれる断食開始の日。断食は復活祭明けの洗礼を前に回心と懺悔をする期間でもあり、この日に教会で頭に灰をかける儀式があるのです。

・・・と、起源はまたキリスト教がらみですが、ご多分に漏れず現在では関係が希薄で、断食ももちろんしません。
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クレープの日
20050201220404s.jpg今日はクレープを食べる日(なのになぜ写真がクレープじゃないかは後述します…紛らわしくてすみません)。祝日ではありませんが、カトリックのイベントでChandeleur (奉献祭)といい、イエス生誕40日目とマリアの産後のお潔め期間の終わりにあたり、エルサレムの神殿に「お宮参り」に行った日とされています。

キリスト教でこの日を祝うことになったのは7世紀からで、ロウソクを灯して行列し、クレープを食べるしきたり。なぜクレープかというと、太陽を思わせる丸い形と黄金色をしているからです。冬から春への移り変わりの行事ともされていて、光や太陽がその象徴になっているのです。

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大麻-適度な使用とは
隣国オランダは、大麻の販売が合法であることで有名です。昨年からベルギーでも、近々そうなるかも?といわれ続けていますが、これに絡む「大麻法」la loi cannabisと呼ばれる法案が、なかなか固まらないのです。

ベルギーは2003年3月から、基本的に「売買は違法だけど、少量の個人的使用の範囲での所持はOK」という姿勢です。要するに「隣国から買ってきて一人で使いなさいね」ということです。

ただし所持量や年齢制限、使用場所などの規定項目をめぐって各党派が揉めていて、昨年10月には「(2003年5月にできた)規定が曖昧すぎる」として、該当項目が却下されました。「適度な範囲での使用」「問題にならない程度の使用」などの表現があったからです。

3月からの協議再開を目指し、規定案練り直しが進められていますが、その間決まりゼロにしておくわけにもいかないので、当面適用する暫定規定が昨日発表され、話題になっています。昨年却下されたものより、具体的になっています。

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