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2001年からブリュッセル在住の、日仏カップル。日・仏・白の話題を織り混ぜた、とりとめのない日記です。


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Chateau de Falaise
chateau falaise断崖や渓谷の意味を持つファレーズ(Falaise)という名の街へ来ました。目的は中世のお城見学。

ロワール地方の古城めぐりも良いけれど、ロマンチックで豪華なお城より、ルネサンス以前の戦国時代を思わせるお城の方がこのごろは好き。歳とともに好みが変わってきたみたい。

アンジェ(Angers)に住んでいた頃は、アンジェ城(12-13世紀)によく行ったけれど、軍事上の機能性にまで興味がなかったもんなあ。

鉄砲や大砲が生まれる前の時代から、戦火や災害を免れて今まで残っていることだけでもすごいですよね。


今日見たファレーズ城は思いのほか大きく、立派でした。修復が今でも積極的に進められていて、破損がひどかった部分は鉄筋やガラスで補修され、モダンな空間になっていました。でもオリジナルの形状を残してあるので、窓や階段が昔どんな風についていたかがちゃんと見えるし、実際に足を踏み入れられるようにようになっているのです。

自然石で全部を修復しようと思ったら、すごい費用がかかるので、金属や人口の石をうまく利用して、それでも雰囲気は壊さないように配慮されているのが分かります。様式のバランスがばっちり。デザイン担当、エライよ!

ノルマンディ公ギヨム1世(後のイングランド王ウィリアム1世)の権力の拡大を象徴するかのように城も拡張されていった経緯が図で説明されていました。当時はさぞ豊かな地域だったのだろうなあ。下から見ると、よくこれだけの大きな城を人力で、石積み上げて作ったなーと感心するスケール。

第2次大戦時にも激戦地となった(「ファレーズの地獄」と呼ばれるドイツ軍包囲殲滅作戦が行われた)そうなので、この城は長い長い戦いの歴史を見てきたんだなと、高台から街を眺めながら思いました。ここへ剣と盾だけで(無謀にも)向かっていく中世の兵士たちや、大戦中に戦車が街へ進行してきた光景を思い浮かべたり。

falaise_toilettes特に今年はノルマンディ上陸作戦60周年ですから、この辺りの観光局へ行くとその頃の資料がいっぱいなんです。

そしてこういう「装飾なし、家具なし」の古い城は、入れない部屋とか柵から先は入っちゃいけないとかいうのが少なく、隅々まで覗けるのが楽しいです。

通路を見つけるとどこへでも入っていき、扉があると開けてみて、隅々探検してきました。思わずトイレを写真に撮っちゃった。
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