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2001年からブリュッセル在住の、日仏カップル。日・仏・白の話題を織り混ぜた、とりとめのない日記です。


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ベルギー文化に触れる一日
DSCF1398s.jpg近所にアール・ヌーヴォーこてこての屋敷が一軒あります。Maison de Cauchieといって、建築家でありインテリア装飾作家でもあったポール・コーシーの住まい兼アトリエでした。

DSCF1405s.jpg居住者がいるので普段は入れませんが、今年が築100年であることと、ブリュッセル市がアール・ヌーヴォーをテーマに色々イベントを催している年であることもあり、月に一度ガイドつきで一般に公開されています。せっかくなので日曜の朝、見に行って来ました。

DSCF1412s.jpgDSCF1413s.jpg

グラスゴー美術学校のマッキントッシュや日本の浮世絵の影響が強いそうで、左の絵に描かれている楽器は「琵琶」、右の絵の女性の髪に使われているのは「かんざし」だそうです。

これらの絵はまず木炭を混ぜた黒い石灰層を壁に塗り、その上から木炭抜きの白い層を塗り、その上に絵を描いて線を彫るのだそうです。外壁に掘られたものはよく見ますが、室内にこれだけ広範囲に描かれているのは稀だそうです。

DSCF1409s.jpgコーシーの娘がこれらの絵を全て壁紙で覆ったり、特徴的なドアや作り付けの家具をことごとく取り除き、苦心して「普通の家」として売ろうとしたため、後にこれをアール・ヌーヴォーの貴重な遺産として国が修復を決めたときには、痛みのひどい壁画などもあり、修復には15年かかったとのこと。

ブリュッセルでは、家賃が高騰している一方、リフォームにも取り壊しにも予算がないため廃屋になっている建物がそこかしこにあります。それも中心街の賑やかな通りや、ヨーロッパの分岐点となる駅の周りなどに、信じられないくらい沢山。

なかにはちょっと凝ったお屋敷なんかもまだあるんじゃないかなあ。ブリュッセルが豊かだった頃の凝った建築は、一軒でも多く残して欲しいものです。

午後は日白交流団体のメンバーとベルギー建国175周年、連邦政府制25周年の目玉ともなる展示会Made in Belgiumを見に行きました。

歴史、音楽、スポーツ、マンガ、装飾芸術、文学、科学技術など、12のテーマからベルギーという国を眺めるもの。

1,8kmの順路ですが、見るテーマを絞れば気軽に廻れる規模です。グラン・プラスからギャルリー・サンチュベールを通り抜けたところで、観光客も多い界隈なので、いろんな国から人が訪れていました。

天気がよかったので夕方はカフェのテラスで一休み&軽い日光浴をして解散。充実した日曜でした。

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