24日は8時前に朝食をとり、8時半ごろから薄明るくなってきたので、少し散歩してみました。ゲストハウスも湖のそばにあり、周りには白樺が無数に立ち並んでいて、夏はホントに気持ちがよさそう。
この日は終日商談でした。前夜和気藹々と話した顔ぶれだったので緊張はしないものの、一日中話しっぱなしで疲れました。
この日は終日商談でした。前夜和気藹々と話した顔ぶれだったので緊張はしないものの、一日中話しっぱなしで疲れました。

仕事が終わると、また暗くなりかけていました。また車でヘルシンキへ。
ヘルシンキのホテルにつく頃は夕食時だったし、途中郊外のハイパーマーケットにちょっと寄った以外は街を買い物する暇もありませんでした。仕事している以外の時間は、ずっと真っ暗で、都市部はほとんど通らず森ばかりだからホントに何も見えませんでした。
最初は雪が降っていなくてよかったー!なんて言っていたのですが、現地の人に言わせると今が一番つまらない時期で、一面真っ白に積もっていれば雪明りで、かなり明るいのだそうです。夕方子供が外で遊ぶ姿も見られるのだとか。私たちの行った時期は、前の週まであった雪も気温が上がって溶けてしまった後で、真っ暗で小雨が降り続けていたのです。
ヘルシンキで泊まったホテルは4つ星のくせにサービスが悪くて、タクシーも自分で電話して呼ばされたし、付属のレストランは5種類ほどの軽食しかない始末。唖然としてしまいました。あれで4つ星なら前日のゲストハウスでの歓待には、7つ8つあげたいです。
夕食は一応事前に調べてあったイタリアンでとり、仕事の後のゆったりした楽しいひとときを過ごすことができました。そのときに少しヘルシンキの街を見ることができましたが、ベルギーに劣らず街灯が暗いのが印象的でした。節約の主旨なのかしら。もう閉店している北欧デザインの家具やテキスタイルショップを横目に、また休暇でゆっくり来たいなあ・・・と思いました。
翌25日は朝早い便で一人ブラッセルへ戻ることになっていたので、5時半にホテルを出て、空港へ向かいました。搭乗は7時過ぎ。6時を過ぎたところで免税店が開き始めたので、思いがけずお土産を買ってくることができました。


トナカイの肉の缶詰と、調理すれば絶品だという毒キノコの缶詰・・・(笑)
ムーミングッズやmarimekkoのショップもあったけれど、品数が少なかったので、次回来るときの楽しみに取っておくことにしました。
以下は今回初めてフィンランドを訪れて思ったことなど・・・
取引先のメンバーで一番偉いのが女性だった(でも気が強い印象よりも、可愛らしくて素敵な人という感じでした)し、全体に女性の社会進出がとても進んでいること、フィンランド人が親日家であること(日露戦争の結果はロシアの支配下にあった国々を勇気付けたので)、日本より少し小さいだけの国土に東京の半分の人口しかいないこと、アジア諸国からの養子を持つ人が増えていること、自然と切っても切れない生活環境であることなどを、とても身近に感じ知ることができました。
また、フィンランド人はヨーロッパの中でも、契約書などより口約束を重視するところがある、と聞いたときには日本と通じるものを感じ興味を覚えましたし、手先が器用で、誠実(政治家の汚職が世界で最も少ない国だそうです)なところも、日本人にも失って欲しくない長所です。人の優しさ。自然と共存しようとする姿勢。これだけ少ない人口で経済的に成功している国。
非常に興味深い国だと思いました。機会があったら、また是非訪れてみたいです。

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≪この記事へのコメント≫
フィンランドいいですよねー。僕が行ったのは遙か昔,しかも2月という冬真っ盛りの時期でしたが,すごく良かった記憶があります。人も良かったし,何度も訪れてみたい国の1つです。トナカイの肉も,意外に美味しかったなあ…
家具やデザイン関係も素敵なものが多いですし,次の機会にはゆっくりと見て回れるといいですね。
家具やデザイン関係も素敵なものが多いですし,次の機会にはゆっくりと見て回れるといいですね。
とっても好印象でした。
今回は市街地はほとんど見られなかったけど、特に北国の人の暖かさに触れました。
また行きたいけど、夏行くとやっぱり高いのかな?
今回は市街地はほとんど見られなかったけど、特に北国の人の暖かさに触れました。
また行きたいけど、夏行くとやっぱり高いのかな?
2005/11/30(水) 08:09:18 | URL | ydr #L.iXitw2[ 編集]