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2001年からブリュッセル在住の、日仏カップル。日・仏・白の話題を織り混ぜた、とりとめのない日記です。


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6日目・雨の奈良(午前)
R0010527.jpgちょっと遅めに起きて奈良へ向かい、コインロッカーに荷物を置いてから、駅前のミスドで朝食。

奈良駅周辺に関する以前の記憶が全くなくて、京都から来ると随分小さな駅、小さな街なのだなと驚きました。京都より断然奈良の方が好きな時期もあったくらいで(聖徳太子が好きだったので。アルテイシアさんみたい?)、私はとても好きな街なのですが、観光はあまり芳しくないみたい。こんなに寂れてたっけな~と思いつつも、とにかく東大寺はニコラに見せておかなくちゃ、と気を取り直しました。

R0010529.jpg朝食後、さっそく駅のそばで自転車を借りました。1日300円という安さが嬉しい「駅リン君」というやつです。雑貨屋、漬物屋、骨董屋、飲食店などが並ぶのを眺めながら、三条通りを東へ上っていき、東大寺へ向かう途中、興福寺に寄る事にしました。国宝の阿修羅像があるところです。

自転車を止めていたら、「鹿が見てる・・」というニコラ。見ると数頭が草の上に寝そべって、のんびりこちらを見ています。「そうそう、奈良には鹿がいっぱいいるんだよ」と言いながら、ああ奈良だわ、と実感・・(笑)おじぎする鹿にせんべいをあげる修学旅行生たちが微笑ましかったです。
R0010532.jpg宝物殿にはきりりと美しい阿修羅増のほか、立派な展示品が多数あり、初めてではないはずなのに「あ、教科書と同じ!」などと改めて思ってしまうこともしばしば。「地蔵菩薩」とはどんな階層の菩薩を指すのかなども知ることができ、勉強になりました。

しかしここでも目についたのは、解説がいかにも古いワープロで打たれた紙切れをぺラッっと貼ってあるだけだったり、英語の解説があったりなかったりとバラバラで、ライトアップもあまりなく、展示の仕方が素人っぽいこと・・・「やっぱり、奈良ってお金ないのね・・・」。学生のころ来た時は、それほど気にならなかったのに、私ったらそんなに即物的なオトナになってしまったのでしょうか?

奈良。斑鳩の里。自分が田舎モノなせいか、京都よりも奈良に日本人としての自分のルーツを強く感じるし、親近感があります。地味だけど温かくて好きなのにな。もっと観光産業に力を入れればいいのに。修学旅行生は溢れるほどいるけど、彼らの場合外食や買い物の出費もたかが知れているので、街が潤うほどではないのでしょうね。

R0010539.jpg興福寺をあとにし、少し走ると東大寺に着きました。意外に坂が多くて、車道も歩道も狭く、京都より走りにくいなと思いました。鹿のフンを踏まないようにしながら、駐輪場へ。そこから歩いて、仁王が睨みをきかせる南大門をくぐり、大仏殿へ向かいます。

南大門の辺りからすでに大仏殿の屋根が見えるのですが、その大きさは近くに行って見ないと実感できません。解説によると、現存するのは元の3分の2の大きさに過ぎないそうですが、それでも木造建築では世界一の大きさ。昔は東西に塔も建っていたのだとか。料金所を抜けるとやっと全体が見渡せ、何度見てもその大きさに息を呑みます。

かく言う私も中学で初めて行ったときは、事前に「大きいよ~」と言われていたので期待しすぎ、実際見たらあまり感動しなかったので、今回あえてニコラにはあまり前振りをしてませんでした。その効果あってか、とても感心して見ていました。

R0010562.jpg中へ入って一回りし、何枚も写真を撮ってから、また自転車に乗りました。春日大社へ向かうのに、みやげ物や食堂の並ぶ道を通っていくことに。道路は整備されているけど、少し上り坂で、山に入ったところです。

そこでちいさな狸を発見。車がビュンビュン通る脇を、平気な顔して歩いていました。可愛いので写真を。

・・・鹿やら狸やら、やっぱり観光地化がもっと進んだら、いなくなっちゃうだろうか。地下鉄を整備してあちこちのモニュメントを毎晩ライトアップするほどの都市になっちゃったら、彼らが住みにくくなるだろうな。奈良は自然がこれだけ残っているのがいいところなのよね。

神社仏閣はくれぐれも大事に、末永く受け継いでいって欲しい。かなり老朽化が目立って、もうちょっとマメに修復した方が良さそうだし・・。観光で潤ったとしても、それを元にどこへ投資するか。ちゃんと文化遺産や環境の維持のために使えるかどうかが重要ですね。

このまま手付かずにしておいて欲しい気もするし、やっぱりもうちょっと活気があって欲しい気もします。人間て勝手・・。雨が少し降り始め、どこかでお昼でもと自転車をとめる場所を探しつつ、そんなことをぐるぐる考えていました。
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