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2001年からブリュッセル在住の、日仏カップル。日・仏・白の話題を織り混ぜた、とりとめのない日記です。


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映画「細雪」
◆ただいまポイント2倍! 細雪 ◆20%OFF!日本大使館広報文化センターで上映された「細雪」を、mさんと一緒に観てきました。映像、とくに着物の美しさが高く評価されているので、以前から楽しみにしていたのです。

噂どおりの映像美に、ため息、よろめき連続の2時間20分でした。昭和初期の日本の、上方社会の季節ごと、状況ごとの生活習慣やお屋敷の内装(和風も洋風も)が垣間見られとても興味深く、上品で絶妙なテンポの会話とともに、退屈するところのない作品。日本映画独特の間のとり方、時間の流れ方が、心地よかったです。

鮮やかな色の着物が多数出てきますが、カラーの黒澤映画のような不自然さはありませんでした。なんと言うか、コーディネートは計算されつつも、それぞれ場面に合わせて一括で作られたコスチュームではなく、「薪岡家」の箪笥にもともとある着物たちを出してきたかのような、そんな自然な印象なのです。
四姉妹それぞれ個性があって美しいのですが、個人的には岸恵子の存在感と美貌がとりわけ印象的でした。喜怒哀楽どの表情でアップになっても、安心して見ていられる気品はさすがです。

ただ、よく言われることのようですがこの作品、音声がひどかったです。ゆがんで波打ったレコード(って、若い人はもう分かんないかな・・?笑)のように、唐突に音の外れる甲高いオンブラ・マイ・フ・・・。テーマ曲として使っているらしいのに、あの音はどうなの?83年製作でも、もっと何とかなったと思うのですが。

当たり前だけど役者がみんな若くて新鮮でした。伊丹十三の体格が良いのにオドロキ。江本孟紀のヒゲだけがちょっと・・・(笑)。登場する男性では、岸辺一徳が一番よかったな(かなり個人的意見)。

景色も着物も、見ていて目の保養になりました。華やか過ぎて、時勢に合わないとされ連載が中止になったという原作も、いつか読んでみたくなりました。

一個だけ愚痴。>前に座っていた人。人の視界半分も遮っといて、寝るなー。寝るなら最後列で寝てください、ホント。途中でこちらが席移動しましたけどね。
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コメント
≪この記事へのコメント≫
谷崎潤一郎さんの常宿にされていた(京都)所に泊まったことがあるんです。ここで書いたのかぁ~みたいな(笑)20歳頃だったので、まだ着物にはハマってなくて、映画の方も見ていません。色んなところで話題になっているので、一度見たいです。
2006/06/23(金) 00:12:51 | URL | niko #-[ 編集]   
> nikoさん
「喜志元」っていう旅館ですか?いいですねぇ。
今度京都へ行くときは、宿もこだわって選んでみたいです。
着物が生活着だったころの映像って、なかなか見ることがないので(チャンバラ時代劇でもいいから見たい~)、貴重でした。
「細雪」はホントに綺麗でしたので、機会があったら是非ご覧下さい。
2006/06/23(金) 07:50:54 | URL | ydr #L.iXitw2[ 編集]   
原作は何度も読んでるのですが、映画は見たいと思いつつ、まだなのです。
きっとまた読みたくなるだろうと、こちらに持ってきてます。(案の定読み返しました。)
今度、よければ原作お貸ししますよ。
2006/06/23(金) 16:27:55 | URL | 白 #-[ 編集]   
> 白さん
おーありがたいお言葉!それは助かります。
ぜひお願いします。
何度も読み返すほどにお好きなのですね。
そういう作品の映画って、見るの怖くないですか?
これは原作とは話を変えてあるみたいですし・・。
2006/06/23(金) 21:58:26 | URL | ydr #L.iXitw2[ 編集]   
この「細雪」絶対見ようと思って1ヶ月前から楽しみにしていたのですが、色々あって結局見逃しました。ここで記事だけでも読めて今嬉しいです。
私も原作がかなり好きなのですが、映画の方もたとえ内容がどうであれ(?)着物を見るだけでもうっとりだろうなあと思っていました。ため息、よろめきとは・・・。きっといつか観たいと思います。
2006/07/03(月) 20:58:16 | URL | tomom #0ORuJgOY[ 編集]   
> tomomさん
行かれなくて、残念でしたね・・・。
おそらく一般の「小説>映画化」のパターンにもれず、別物と思って観た方がよさそうですが、お勧めです。
2006/07/03(月) 21:05:41 | URL | ydr #L.iXitw2[ 編集]   
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