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2001年からブリュッセル在住の、日仏カップル。日・仏・白の話題を織り混ぜた、とりとめのない日記です。


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「日本」な夕べ
先週の和食は久しぶりに外で食べました。今週の和食はこんな感じ。いつものサーディン煮と、切り干し大根とあらめの煮物、黒酢醤油の冷奴、ぬか漬け。シンプル過ぎな気もしますが。

緑のまま落ちちゃって赤くなるまで放置しておいたトマトは、不味くはなかったけれどやっぱり少し酸っぱかったです。

10月に入ったし、朝晩少し冷えるようになったので、夕べはリビング・ダイニングの暖房を久々に入れました。今回の切り干し大根は買ったものだけど、暖房が入れば自分で作れるなぁ・・・なんて思いながら。

和食のあとは、アレクサンドル・ソクーロフ監督の『Le Soleil』を観ました。先月こちらで発売になったばかりのDVDです。
最初の15分で「えっまだ15分しか経ってないの・・このペースで行ったら、確実に寝る・・!」と思ったのに、不思議と引き込まれてしまい、最後まで淡々と静かに流れて行くどのシーンからも、目を離すことができませんでした。舞台劇のように、身動きせずに見入ってしまうのです。

詩的で、幻想的でありながら、リアルで緊迫感のある雰囲気。イッセー尾形の演技がまた良くて、彼という役者を忘れるほどの別人ぶり。一歩間違えるとただの変な人になりそうな、ちょっと変わった仕草や行動が続くのに、バカに見えないところがすごい。他の役者では難しかったと思います(口モグモグの動きは、ホントはああじゃないんだけどな。私も小さい頃真似しようとして研究したからね!笑)。

私は当時の細かいところをあまり知らなくて、後で少し調べてみたら、映画のために考えられたエピソードなのかと思っていた幾つかのシーンも、状況、景観ともにかなり残された記録に近いことがわかりました。もちろん脚色もあるのでしょうが、この際事実かどうかは抜きにしても改めてつくりの丁寧さに感心しました。天皇の人間としての苦しみ、国民への思い、神格を捨てる決意をした時の解放感などを、天皇に同情的に描きながらも、彼の無力さや滑稽さ、彼の決断が引き起こす残酷な事態も容赦なく記録し、静かな衝撃を残す、見事な構成の作品でした。

ソクーロフ監督の作品は他には見たことがないのですが、レーニンとヒトラーを描いたそれぞれの作品や、日本が舞台という『オリエンタル・エレジー』、『穏やかな生活』も観たくなってしまいました。
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コメント
≪この記事へのコメント≫
切干大根売ってますか?
日本から持ってきたのが、とうとう底をつきました。
どこで買えるのでしょう?
2006/10/04(水) 21:55:45 | URL | つるぼ #-[ 編集]   
> つるぼさん
これは日本食材店で買った、あらめと一緒になったやつです。
確かに単独ではあまり見ませんねぇ・・。
あんまり需要ないのかしら。
2006/10/05(木) 06:54:58 | URL | ydr #L.iXitw2[ 編集]   
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