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2001年からブリュッセル在住の、日仏カップル。日・仏・白の話題を織り混ぜた、とりとめのない日記です。


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大麻-適度な使用とは
隣国オランダは、大麻の販売が合法であることで有名です。昨年からベルギーでも、近々そうなるかも?といわれ続けていますが、これに絡む「大麻法」la loi cannabisと呼ばれる法案が、なかなか固まらないのです。

ベルギーは2003年3月から、基本的に「売買は違法だけど、少量の個人的使用の範囲での所持はOK」という姿勢です。要するに「隣国から買ってきて一人で使いなさいね」ということです。

ただし所持量や年齢制限、使用場所などの規定項目をめぐって各党派が揉めていて、昨年10月には「(2003年5月にできた)規定が曖昧すぎる」として、該当項目が却下されました。「適度な範囲での使用」「問題にならない程度の使用」などの表現があったからです。

3月からの協議再開を目指し、規定案練り直しが進められていますが、その間決まりゼロにしておくわけにもいかないので、当面適用する暫定規定が昨日発表され、話題になっています。昨年却下されたものより、具体的になっています。

・18歳未満の所持は禁止。
・所持量制限は2000年に出された提案の15gから、10g、5gとこれまで減り続け、今回の暫定規定では3g。(オランダでは5gまでOKだそう)
・「所持するのに不適切な場所」については、「未成年者が行き交うような場所、例えばバス停や学校近くの公園など」と明記。
・刑務所内、少年院での所持は全面禁止。
・病院などの公共の場で、それと分かるように見せびらかすなどの行為は禁止。

各党派の姿勢として面白いのは、フランダース系(オランダ語圏)政党の方が合法化に積極的であること。やっぱりオランダ文化が基盤にあるので、考え方も同じになりやすいみたい。これは大麻以外のことでも言えます。

それから、エコロジー政党も「個人での栽培も認めるべき」などと主張していて積極的であることにも、笑ってしまいました。「エコロジーって植物なら何でも植えていいの~?」と。ただし「医療目的の使用規制を緩和すべき」との観点からだそうで、他にもこれを主張する政党はあります。

そして「闇で売買されるより、タバコのように国が取り仕切り生産、販売量が把握できる方が国民の健康のためでもある」という見方があって、これは一理あるかなとも思ったけど、結局
「国が儲けたいだけじゃないの?」
「じゃあタバコは値上げ以外の手段で販売量制限しなくていいの?」
と思えてしまいます。

これだけ騒がれていますが、一方で私が普段乗っているメトロや街中で、若い人が吸う光景もざらに見かけます。法律が社会現象について行っていないパターンの典型です。
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