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2001年からブリュッセル在住の、日仏カップル。日・仏・白の話題を織り混ぜた、とりとめのない日記です。


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ウール単を自作・その1
R0011577.jpg「海外とは思えない行動力と実行力」・・先日の和裁修行のエントリーに、nikoさんがつけて下さったコメントです。「こちらだと外国も電車で気軽に行けちゃうし・・」なんてさらっと返事をしてしまったけれど、実際自分ではあまり頑張って動いたという意識はなく、周りに助けられて実現した感じです。一番すごかったのは、周りの人々の連携なんです。

まずOちゃん。夏に会ったときに「和裁やりたいなー」と言ってみたところ、「ウチのお母さん和裁士だよ。今度遊びに来るとき連絡するから、ydrさんも来て、直接習ったらいいよ」と言ってくれて、それをちゃんと実行してくれたのでした。しかもOちゃんはお母様がスイスにいらっしゃる数日前までシンガポールへ行っていたのに、ギリギリのところまで私やお母様と連絡をとってくれて、お互いが何を用意して持参したらいいか、バッチリ指示を出してくれました。
R0011583.jpgお母様も、せっかく孫に会いにはるばるやっていらしたというのに、私の無理なお願いを快く受け入れて下さったばかりか、色々な小物に加えて、スーツケースに斜めにしても入りきらない鯨尺を、機械でカットして角まで綺麗に磨いて持ってきてくださいました。

迷った挙句に2週間前になってやっとスイス行きを決め、Oちゃんとのやり取りの合間、出発10日前の木曜にヤフオクで反物を落札した私。海外発送してくれる売り手さんは少ないので、いつものように実家に送らせて、それをこちらに送ってもらうことにしました。

売り手さんからは早々に連絡が来て発送してもらえました。ところがゆうパック発送が週末にかかってしまい、追跡サービスによると金曜発送、実家へは月曜夜着(時間指定してあったので)とのこと。翌火曜に郵便局から出したのでは、EMSでもこちらへの到着がさらに翌週になってしまう可能性があり、日曜のスイス行きに間に合いません。やっぱり諦めて洋服地を買っていくしかないかな・・と思っていました。

でも土曜にSkypeで父と話していたら、荷物は日曜日には実家の地元郵便局本局に到着することが判り、父が「本局に引き取りに行って、その場でEMSでそっちに送ってあげる」と。反物は翌月曜朝には成田空港、水曜には私の手元に無事届き、充分間に合いました。

休日にわざわざ郵便局へ行ってくれた父、ありがとう。ゆうパックの追跡サービスと、日曜でも対応してくれる日本の郵便局も素晴らしい。それから、理解あるオットと休みをくれた上司にも感謝です。

ここまでしてもらったら、真面目に学ばないわけにはいきません・・(笑)というか、楽しいと思えるのが救いです。というわけで、和裁修行は続くのです。

R0011584.jpg先週の基礎講座の感覚を忘れないうちにと思い、EMSで送ってもらった2本のうちの2本目、西陣ウールの反物で、週末の間に単着物を縫い始めました。

ウールの反物は最近あまり出回っていないそうで、種類もどんどん減っている「絶滅危惧種」なのだとか。ヤフオクで1,000円でした。渋い朱色のつもりでしたが思ったより明るいオレンジで、子供っぽいくらい派手な色。でも普段用だからまあいいか・・。紺絣の綿入れ半纏と合わせたら、丁度いいかもね。

糸は絹糸。大きな布地の専門店で絹糸ありますか?って訊いたら、2人の店員にすごい怪訝な顔をされました。そのお店ではポリ糸しか扱ってないのだそうで「絹糸買う人なんていないよ?」って調子で対応されたのでちょっと驚き。「ヨーロッパって絹糸は稀少なの??」と不安になりましたが、念のため近所で手芸用品のチェーン店に行ったら、普通に扱ってました(笑)

ウールは、先週使ったポリx綿x麻より手ごわいです。フワフワしていて、ヘラであとがつかない!しごいてもアイロンをかけても、折り目がつきにくい!身頃を4枚重ねてヘラで印をつけるのですが、つけた直後はうっすら見えていてもすぐに消えてしまったりするので、慌てて重ねるところからやり直してみたり、チャコペンで書いてみたり。結局は切りじつけという、糸で印をつけていく方法にしました。寸法も細かいところまで頭に入っていないので、その都度メモを見ながら。ここまでで何時間かかっただろう・・。

反物は耳を揃えて裁断すれば、綺麗に真っ直ぐ切れるのでなかなか気持ちのよい作業です。もちろん、切る場所を間違っちゃいけませんが。その後、身頃の印付けに手間取ってなんども耳を揃えながら「耳を揃えて全額お返しします」なんて言葉が浮かんできて、小判も縁を耳って呼ぶんだなぁ、などと思考が脱線していくのでした。

それでも厚みがそれほどなくて、素材のおかげか手に汗をかいても布が滑らなくなってしまうことはないので、縫い始めたら案外楽です。土曜の夕方から始めて、裁断と袖縫いまで終え、日曜は身頃の印付けから繰越し、背縫い、脇縫い、袖付け脇のくけまでをやりました。

残るはおくみ付け、襟付け、袖付け、裾くけ・・。さっさと袖を付けてしまいたくなるけれど、襟を先にした方が作業がしやすいそうです。一番難関の襟付けまで終わったら、やっと完成が見えてくる感じ。今週末には仕上げられるといいなぁ。

ちなみに金曜の「十三夜」には、Le Pain Quotidienのブラウニーを食べました。もはや円ければなんでも良くなってます(笑)月も眺めてないし・・。
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コメント
≪この記事へのコメント≫
和裁修行から興味深く読ませてもらいました。スゴイ!の一言です!ぜひ出来上がった着姿も楽しみにしてるので、ぜひアップしてくださいね。私はydrさんお勧めのカネズカさんの和菓子の本がやっと届き、ニヤニヤしながら何を作ろうか毎日眺めています~。上手に出来るようになったら持って伺いますね!
2006/11/07(火) 19:39:48 | URL | ayatin #-[ 編集]   
> ayatinさん
わーい。和菓子、お待ちしてます~(笑)
和菓子本、眺めているだけで楽しいですよね。
私もお裁縫が一段落したら何か作りたいです。
また近々遊びましょうね。
とりあえず着物作り、頑張ります!
2006/11/07(火) 20:11:38 | URL | ydr #L.iXitw2[ 編集]   
すごい!
遂にお着物を縫っちゃうんですね。すごい!すごい!

私も今回の帰国で、日本の郵便局の便利さには感心しました。食器を段ボール箱3箱船便でニューヨークに送ったんですが、集荷手配をしたのが、出発日(笑)電話したら2時から4時と言われて、4時には私は空港へ向かわないといけなかったので、「なるべく早く来てください」とダメもとで言ったら、ちゃんと2時に来てくれてすごく助かりました。集荷も無料だし扱いも丁寧だし。アメリカとはえらい違いです。
2006/11/07(火) 20:53:35 | URL | よっちゃん #pYrWfDco[ 編集]   
可愛い!
なんだか、ウールらしい柄と色!
すごいなぁ。
よく、三日で出来る、とは聞きますが、
本当に出来ちゃいそうですね!
出来上がりが楽しみ!
2006/11/07(火) 23:27:51 | URL | niko #-[ 編集]   
> よっちゃん
日本の郵便はすごいですよね~!
こちらの郵便局にも、個人宅の無料集荷サービスだけでも、導入してほしいものです・・。
私も日本で、出発日のギリギリに取りに来てもらったことがありますよ。
電話して15分で来られちゃって、ラベル書き終わってなかったことさえありました(笑)
2006/11/07(火) 23:36:28 | URL | ydr #L.iXitw2[ 編集]   
> nikoさん
可愛いけど、やっぱり派手なんです(笑)
紺地なら文句なしにヘビーローテーションなんですが。欲しいと思う柄はあまり売ってない、というかウールってホントに稀少かも。

トータルだと3日あれば出来ちゃうかも知れませんね~。平日はやっぱり時間が取れず、今日は夕食後におくみを付けただけで止めときました。
2006/11/07(火) 23:42:25 | URL | ydr #L.iXitw2[ 編集]   
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