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2001年からブリュッセル在住の、日仏カップル。日・仏・白の話題を織り混ぜた、とりとめのない日記です。


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気晴らしに
せっかく天気が良かったのに、頭痛がして何もする気がせず、ダラダラしてパッとしない週末になってしまったので、日曜の夜は気晴らしに笑える映画を観に行きました。

フランスのTV放送局M6の人気シリーズ"Camera Cafe"*の映画版、"Espace detente"。完全版DVDセットも持っているほど、気に入っている番組でした(去年シリーズは終了)。

とある中堅企業の、コーヒーマシーン前のスペースを舞台にしたコメディです。自販機型のコーヒーマシーンの中から撮っている構図のカメラは一切動かず、正面に入れ替わり立ち代りやってくる社員たちのやり取りを、映し出すだけ。放送は15分ほどと短く、毎回長短さまざまな「コント」で構成されています。

お調子者で腹黒く、でも抜けていて憎めない2人の男性社員をメインに、気の弱いマザコンくん、芸術肌のゲイ、いつも腕力にモノを言わせる社長の運転手、軽薄そうなサーファー、アコギで威張った社長…

女性陣はキャリアアップを目指すプライドの高い2人(お色気派と小細工派)、バツイチで3人の子持ち秘書、頭の弱い永遠の乙女、男と金の亡者、気が強く元気なお転婆(一番マトモ…)など、あらゆる濃いキャラクターが揃っています。

あまりのバカバカしさに、あり得ないと思いながらも、実際の会社の日常ってこんなもの、と言える場面も多々あります。登場人物たちが嫉妬を燃やしたり、粋がって失敗したり、上司や仲間の言うことに一喜一憂して、とても人間くさいのです。

時にブラックで痛烈なギャグは、いかにもフランスのコメディという感じです。英BBCの"The Office"もたまに観ますが、こちらはとってもイギリス的。ドキュメントタッチで展開し、地味な演出ながらやはり人間くささに溢れた、シュールな笑いを誘います。

さて、その"Camera Cafe"映画版。シリーズとは独立したエピソードでしたが、全てのキャラクターにきちんと役割があり、笑いどころもバッチリ。自宅や社内の他の場所での彼らを見る新鮮さと合わせ、満足感たっぷりの1本でした。

個人的に印象的だったことは、TVシリーズと同じ役者たちなのにカメラワークで色んな風に見えて、特にアップなどが入るとすごくリアルに感じられ、ドキドキしてしまったこと。あの臨場感に比べたら、いつも見ているコントはまるで人形劇(あえてそういう演出なんだけど)。テレビと映画の違いって、昔はこのくらいかけ離れていたのかなあ、などと変なところで感心してしまいました。

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* Camera Cafeは、カナダのケベック、ルクセンブルグ、ベルギー、スペイン、スイス、イタリア、ポーランド、レユニオン、オーストラリア、ウクライナ、ユーゴスラビアで放映され(またはその国のオリジナル版が作られ)ています。
また、フランスでは今年新シリーズが企画されていて、スーパーマーケットの従業員たちという設定になる予定と聞きました。これも楽しみ。
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