Bxlog

2001年からブリュッセル在住の、日仏カップル。日・仏・白の話題を織り混ぜた、とりとめのない日記です。


スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)
ミートパイのはなし
先月の話ですが、mさんからポークパイをいただきました。彼女の行きつけの、アイリッシュの肉屋で売っているとのこと。

しっとり、しっかりしたパイ生地と凝縮されたフィリングで、かなり重みがあります。冷たいままでも食べられますが、軽く温めるとパイ生地のバターとジューシーな肉汁の豊かな香りが立って、また美味。これ、いつか作ってみなくちゃ。

イギリスでは軽食にこういうパイを食べるそうですが、ベルギーやフランスにもよく似たものがあります。

私がこれを見てまず思い出したのはパテ・ゴーメという、ベルギー、ゴーム地方の名物料理。丸いミートパイのようになったパテで、これは産地まで行かないとなかなか食べられません。森が多く自然豊かなアルデンヌ地方は、生ハムやパテなど、シャルキュトリー(肉加工品)が名物です。

大抵のパテはテリーヌ型に詰めて固めただけの直方体をしていますが、パイ生地やブリオッシュ生地で包んだ、パテ・クルートとか、パテ・アン・クルートと呼ばれるものもあります(形は直方体のままが多い)。「クルート」はパンやパイの皮のこと。パテ・ゴーメも、いわばその一種です。

フランス側のアルデンヌ地方とその周辺では長方形のパイ生地で包んだものがポピュラーなよう(ただしアルデンヌ地方のパテが全てパイ包みな訳ではなく、オーソドックスな「アルデンヌのパテ」も存在し、こちらはスーパーなどでもよく見かけます)。これは今回のポークパイに比べると、軽そうな感じ。日本のパン屋でも似たようなものが買えるのでは?
[ミートパイのはなし] の続きを表示する
季節とともに生きること
幸田文の箪笥の引き出し 幸田文の箪笥の引き出し
青木 玉 (2000/08)
新潮社

この商品の詳細を見る


先日Bxlogのことをご紹介いただいた、tomomさんのブログ「Drink, Drive, Read and Relax」内での着物本に関するエントリーにTBしています。

今年の春頃読みました。昨年読んだ幸田文の『きもの』裏話のようなエピソードもいくつか出てきて、興味深かったです。美しい写真とともに、娘の目から見た幸田文の性格や生活が垣間見られ、よそのお宅にお邪魔しているような感覚になります。母娘の強く切ない絆、着物選びのセンス、四季に基づいた懐かしき日本の生活習慣・・などが、美しい日本語で綴られています。繰り返し読んでしまいそう。

新鮮だったのは、幸田文が梅雨明けのカラっとした空気を待ち構え、座布団やら暖簾(だったかな?)を夏用に取り替えるシーン。

実家でも母が、座布団カバーや布団を取り替えたり、簾をかけたり、電気カーペットを仕舞ったり、家中夏仕様にしていたことを思い出しました。そしてそれがとても気持ちの良いものだったことも。そんな訳で『きもの』では祖母を思い、『箪笥の引き出し』では母を思いながら読み進めることになりました。
[季節とともに生きること] の続きを表示する
もうすぐImmeubles en Fete
DSCF2818.jpgこちらはmさんからいただいた花です。我が家は室内にもテラスにも鉢植えがゴロゴロしていますが、やっぱりたまには切り花があると、華やかさが違って新鮮。花瓶もカワイイのですが、いい写真が撮れませんでした。もっと小ぶりの花を活けたときに、また撮ってみます。

さて。毎年恒例となった「ご近所パーティ」Immeubles en Fete(過去記事参照)ですが、今年は5月30日(火)になるそうです。初めの頃は5月25日と日付が固定でしたが、「5月の最終火曜」になったみたい。

集合住宅の建物ごとに開かれることが多いのですが、複数の建物で一緒に、というパターンもあるようです。これだと一戸建ての住人も参加できますね。公式サイトには、既に開催が決まっているところがコミューンごとに公開されています。ご興味のある方で、ご自宅の近くで開催予告が出ていて、ご近所の人たちと話してみたいなと思われたら、参加してみると良いと思います。
[もうすぐImmeubles en Fete] の続きを表示する
ブリュッセルのキャベツ
RIMG0014.jpg先日、ブログ友達のnikoさんが芽キャベツについて語っていたので、便乗ネタです。

フランス語ではChou de Bruxelles(直訳:ブリュッセルのキャベツ。複数形はChoux ~)、英語ではBrussels Sprout(直訳:ブラッセルズの新芽)と呼ばれます。

14世紀にブリュッセルに第2の城壁ができると、現在のサン・ジル地区にあたる地域(当時はObbrusselと呼ばれた)は、食料自給計画に充てられました。1550年ごろには周辺地域の人口は急激に増え、様々な野菜の栽培が促進されました。雑木林は切り拓かれ、用途のない池や牧草地、果樹園なども次々と野菜畑にされた大規模な開発でしたが、それでもまだ足りないほど、人口増加は進みました。そこで1650年前後、小さい面積で最大限の収穫が見込め、日持ちのする野菜として開発されたのが現在の芽キャベツということです。

Obbrusselの住人がKuulkappers(キャベツを切る人)のあだ名で呼ばれるほどの産地となりましたが、その後20世紀に入るとブリュッセルの都市化は更に進み、広大なキャベツ菜園は姿を消しました。ちなみに芽キャベツが日本へ入ってきたのは19世紀、明治時代だそうです。

[ブリュッセルのキャベツ] の続きを表示する
ゴールドの重み
長野五輪で約1ヶ月間、ラッキーにもフランスフィギュアチームと寝食を共にする機会を持って以来、今でもフィギュアスケートは私のご贔屓スポーツ。面識のある選手はほとんどプロになってしまったけれど、夕べの男子シングルはちょうどライブで見られる時間帯だったので、通して観ました。長野は楽しかったな~という自己陶酔も含め(笑)、久しぶりに白熱したので思ったことなどを書き留めておきます。

途中まで、数十分先に放映を始めたベルギーのチャンネルで見ていたのですが、コメンテーターたちがネガティブなことばかり言っていて面白くないので、途中からFRANCE2に変えました。古館伊知郎のように絶妙な表現を絶え間なく見つけ出す、聞きなれたネルソン・モンフォールのコメントに加え、今年はフィリップ・キャンデローロとコンビになって時々笑いも入り、とても楽しかったです。よく、うるさいと言われるモンフォールのコメントですが、下手で冴えないコメントをずっと聞かされるよりは、ずっとマシだと痛感しました。コメンテーターの役割も大事よね。

結局1人も完璧な演技をしなかったフリープログラムでしたが、やっぱり上位2グループあたりは面白かった!
[ゴールドの重み] の続きを表示する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。